ダニは噛まれたらかゆくなるし、アレルギー症状の原因にもなります。
ところで、ダニって何となく「見えない生き物」っていうイメージですが、実際、本当に肉眼では見えないのでしょうか?
布団のダニは肉眼で見える?
結論から言うと、見えます!
布団のダニは「非常に見えにくい」と言ったほうが正解です。
布団に生息するダニの種類
私たちが日々使っているお布団に生息していると言われるダニは、主に次の2種類です。
- ヒョウヒダニ(チリダニ):0.3~0.4ミリ
- ツメダニ:0.3~1ミリ
大きさを見ていただけるとわかるように、小さなヒョウヒダニでも0.3~0.4ミリ程度の大きさがあります。
数字だけ見ると小さく感じますが、私たちが普段使っている「シャープペンの芯」が0.5ミリですから、肉眼でもハッキリと見えるサイズであることがわかります。
またツメダニになるとさらに大きくなります。
なぜ「見えにくい」のか?
これらのダニが布団で見えにくいのは、その色のせいでもあります。
布団によく生息するヒョウヒダニやツメダニは「乳白色」に近く、布団の色と「かぶりやすい」んですね。
だから、肉眼ではなかなか発見しづらいんです。
そのため、黒いシートの上に置くと、肉眼でも非常によく見えます。(見たくはないですが…)
布団の見えにくいダニを駆除するには?
では、肉眼ではほとんど発見することが難しいダニを、どのようにして駆除すればいいのでしょうか?
天日干しではダニは駆除できない!
「お布団を天日干しすれば、ダニが駆除できる」と思っている方が多いですが、実は間違い。
実は、天日干しはダニの駆除にほとんど効果がないことが判明しています。
というのも、ダニが死滅するための条件は「50℃以上の温度」が必要と言われています。
いくら布団を天日干しにしても、50℃以上になることはありません!
カンカン照りの直射日光にさらせば、布団の表面は50℃くらいになるかもしれません。
ところがダニは、涼しいところを求めて布団の奥のほうに隠れてしまいます。
布団の内部まで50℃以上にすることは、天日干しでは「不可能」なんです!
掃除機で吸っても無理!
「じゃあ、ダニを掃除機で吸っちゃえばいいじゃん!」
こうお考えの方もいるかもしれません。
が、しかし!!
残念ながら生きたダニを掃除機で吸うことは、ほとんどできません。
ダニは「吸われる~」と感じたら、鋭い足の爪を布団の繊維に絡みつけます。
ダニの脚力は相当強いので、掃除機で吸ったくらいでは駆除できないんです。
掃除機で吸えるのは、あくまでも「布団表面近くの、ダニの死骸」だけなんです…
温風や熱を加える
ダニは50℃以上に20~30分、もしくは60℃以上だと瞬時に死滅すると言われます。
なので、100℃近くになるスチームアイロンをかけたり、コインランドリーで乾燥機にかけることでほとんどが死滅します。
しかし、ダニが全滅した!パチパチパチ!一件落着だー!!とはいきません。
お布団の中には、ダニの「死骸」がたくさん残ってますΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
ダニの死骸は、咳などのアレルギー症状の原因になります。
赤ちゃんがいるご家庭だと、特に気になりますね。
お布団の奥に残されたダニの死骸は、「布団を丸洗い」するしか除去する方法はありません。
だったら、最初から「布団クリーニング」に出した方が手っ取り早い…ということになります。
丸洗いで布団の汚れやダニをキレイに【布団クリーニングのリナビス】
ダニ駆除シートを使う
「ダニの死骸を布団の奥に残したくない!!」
そう思った方は、ダニを生きたまま捕獲しちゃいましょう。
皮膚がかゆい!チクチクして不快。眠れない?
そんな時は、「これ」をお部屋に置いてください。
「置くだけ」でダニとの共同生活が終わります。
【ダニピタ君】公式サイトはコチラ
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