毎日使うお布団ですが、どれくらいの頻度で掃除をすればいいのか?という疑問を持っている方も多いと思います。
この記事では、そんな疑問にお答えします。
お布団は使っているうちに、汗や皮脂、フケなどによって汚れていきます。
そして一番やっかいなのが、「ダニ」の存在です。
掃除をせずにほったらかしにしておくと、フケや皮脂などをエサにするダニが増殖し、かゆみや咳などの「アレルギー反応」が出る原因となります。
この記事では、
- 布団の掃除に最適な頻度
- 布団の正しい掃除方法
についてお話をします。
布団の掃除はどれくらいの頻度でやればいいのか?
お布団の掃除に最適な頻度は、週に一度と言われています。
ちなみに掃除というのは、以下の行動を指しています。
布団叩きは意味がなく逆効果?
お布団のメンテナンスでもっともポピュラーなのが「布団干し」ですね。
私が子供の頃は、ほとんどの家庭で布団を庭やベランダに干し、お母さんたちが「布団叩き」でバンバンと叩いていたものです。
そんな布団叩きですが、最近の研究結果では「意味がない」「逆効果」と言われており、布団叩きをする家庭が減ってきました。
布団を叩くと、衝撃で中綿がちぎれて布団が傷む他、ダニが驚いて布団の奥深くに潜ってしまいます。
布団を叩くと「白いホコリ」のようなものが舞いますが、これは布団の中の綿の繊維なんだそうです。
また、マイナーな存在となった布団叩きが「騒音トラブル」に発展するケースもあるようです。

布団を叩くのではなく「掃除」が大事
布団にとって「布団叩き」がタブーと言われる現在は、表面のダニやホコリなどを「掃除」することが主流です。
なお、布団を干すだけでは意味がなく、「掃除」とセットで行うことが必要です。
では、どのようにして掃除をすればいいかと言うと、次の2つの方法があります。
- 表面を手で払う
- 掃除機で吸い取る
布団の掃除の正しい方法は?
では、お布団の正しい掃除の方法について説明をします。
表面を払う
お布団を外に干せる場合は、表面のホコリなどを軽く手で払うことで掃除ができます。
なお、布団叩きで強く叩いてはいけません。布団が傷み、逆効果です。
しかし、手で表面を払う方法は掃除の効果はあるものの、
- 屋外でしか出来ない(室内だとホコリまみれになる)
- 全てのホコリを落とすのは難しい
というデメリットがあります。
掃除機で吸い取る
ホコリが気になったり布団を外に干せないという場合には、掃除機で吸い取るという方法が有効です。
掃除機と言っても2種類ありますね。
- 布団専用クリーナー
- 普通の掃除機
単に布団表面のホコリを吸い取るという点では似ていますが、「付加価値」という点で機能が異なります。
布団専用クリーナー
布団専用クリーナーというと、皆さん「レイコップ」をご存知だと思います。
レイコップ PRO ホワイト/RS3-100JPWH <温風機能搭載モデル>
レイコップは、表面のゴミを吸い取るだけでなく
- 「叩き」で繊維内部のゴミまで吸い取る
- UVランプで「除菌」
- 60℃の温風でダニを死滅させる
という「付加価値」があり、まさに「干すよりキレイ」を実現してくれます。(※機種によって機能は異なります)
「レイコップ」以外にも、各メーカーから様々な布団クリーナーが発売されています。
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普通の掃除機
普通の掃除機には、「叩き」や「UVランプ」などの付加機能が付いていないため、単に「吸うだけ」になります。
通常の床用ノズルでは上手くいかないため、「布団掃除用ノズル」に交換する必要があります。お使いの掃除機によってノズルの有無は異なりますので、取扱い説明書や各メーカーに問い合わせをすることをおすすめします。
掃除機で布団を掃除する場合、布団1枚につきゆっくりと3分間掃除機をかけるのが理想とされています。
「住まいQ&A寝室・寝具のダニ・カビ汚染」という本には、次のような記述があります。
布団1枚に3分間丁寧に掃除機をかけると、表面の側生地の下の中綿のダニアレルゲン量が掃除機をかける前に比べて半減するという結果が出ているからです。(出典:住まいQ&A寝室・寝具のダニ・カビ汚染)
布団の掃除の頻度 まとめ
日常のお布団の掃除の頻度や方法をまとめます。
- 布団の掃除は週一回の頻度で
- 布団クリーナーや掃除機が理想的
しかし、布団用のクリーナーを使っても、綺麗になるのはあくまで「中綿近くの布団表面」に過ぎません。
専用クリーナーや掃除機では届かないところに、ダニやカビ・汗などの汚れが沈着しています。
そのため、定期的に「布団の丸洗い」をする必要があります。
とはいえ、ご家庭でお布団を丸洗いをするのは大変なので、「布団クリーニング」の利用がおすすめです。
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