布団クリーナーと布団乾燥機って、どう違うの?という疑問にお答えします。
お布団をメンテナンスするために使う「布団クリーナー」と「布団乾燥機」ですが、名前は似ていても機能や用途はまったく異なります。
この記事では、布団クリーナーと布団乾燥機の違いについて掘り下げていきたいと思います。
布団クリーナーと布団乾燥機は「目的」に違いがある!
布団クリーナーと布団乾燥機の違いは、「お布団をどうしたいか?」という目的の違いです。
この違いを説明するために、日々の布団メンテナンスに必要な「2つのこと」を知っておくと必要があります。
布団のメンテナンスに必要な「2つのこと」
日常的に行うお布団のメンテナンスには、大きく2つのことが存在します。
その2つとは、以下の通りです。
- 表面の掃除
- 湿気対策
それぞれについて解説していきますね。
表面の掃除
布団の表面には、ダニやダニの糞、フケ、ホコリなどが付いています。
放置しておくと、かゆみや咳などの「アレルギー反応」が出てしまう恐れがあるので、除去する必要があります。
そのために必要なのが「布団表面の掃除」です。
なお、表面のダニやホコリなどを除去する方法としてこれまで常識とされてきた「布団叩き」は、あまり意味がないどころか逆効果だということがわかりました。
また、日常的に掃除できるのは布団の「表面」だけです。布団の「奥深く」に潜んでいるダニやカビ、汚れなどは、自分で洗うか「布団クリーニング」に出すしか方法はありません。
湿気対策
人は寝ている最中に、コップ1杯分(約200cc)の汗をかくと言われています。
毎日の布団にはそれだけ大量の湿気が含まれており、放置しておくとカビが生えたり、ダニの温床になってしまいます。
そのため、日頃から湿気対策が必要になります。
布団クリーナーと布団乾燥機の違いとは?
日常の布団のメンテナンスには、
- 布団の表面を掃除する
- 湿気対策
という2つが必要でした。
これらは、お布団を外に干したり、表面を払ったりすることで対策が可能です。
しかし、以下の理由で「お布団のメンテナンスができない」という方も多いのが現状です。
- ベランダが狭い
- ベランダがない
- 花粉の時期は布団が干せない(花粉症の方)
- 排気ガスがひどく、外に干せない
- めんどくさい
そういった方々を「助ける」目的で作られたのが、「布団クリーナー」と「布団乾燥機」の2つです。
布団クリーナーとは
クリーナーとは「掃除機」の意味です。
つまり、布団クリーナーを使うことで、簡単に布団表面のダニやダニの死骸・ホコリ・フケなどを綺麗に掃除することができます。
布団クリーナーで有名どころと言えば、「レイコップ」ではないでしょうか?
レイコップ PRO ホワイト/RS3-100JPWH <温風機能搭載モデル>
レイコップは、表面のゴミを吸い取るだけでなく
- 「叩き」で繊維内部のゴミまで吸い取る
- UVランプで「除菌」
- 60℃の温風でダニを死滅させる
など、まさに「干すよりキレイ」を実現してくれるアイテムです。(※機種によって機能は異なります)
マンション住まいで外に布団を干すのが難しいわが家では、手放せないアイテムです。
「レイコップ」以外にも、各メーカーから様々な布団クリーナーが発売されています。
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ふつうの掃除機ではダメなの?
表面のゴミを吸い取るなら、ふつうの掃除機でよくない?という疑問を持った方もいるかもしれません。
表面のゴミを吸い取るだけなら、普通の掃除機でもOKです。
ただし、床掃除と同じようにしても、上手にホコリやダニなどを取ることは難しいです。
なので「布団掃除用ノズル」に交換する必要があります。(※お使いの掃除機により、有無は異なります)
しかし、普通の掃除機には「叩き」「UVランプ」「温風機能」は搭載していないので、やはり定期的に外に干すという作業は必要になってくるでしょう。
布団乾燥機とは
布団乾燥機は、その名の通り「布団を乾燥する機械」です。
冒頭にお話をした「布団の湿気対策」に便利な商品です。
お布団を敷きっぱなしにしていたり、起きた後すぐに畳んだりしていませんか?
それだと、お布団はカビの危険にさらされています!
特に湿気の多い梅雨や夏の時期は、空気中の湿気も多く、汗もかきやすいため、布団内部の湿度は「大変なこと」になっています。
お布団を外に干せていない場合は、布団乾燥機を使って乾燥させてあげないと、カビやダニの温床になってしまいます。
布団乾燥機は1年中使えるというメリットもあります。
- 梅雨や夏は、除湿してカラッと気持ちよく
- 冬は、温風でふっくらと
布団乾燥機は1年を通じてお布団を気持ちよくしてくれますよ。
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